当社の位置情報システムがパナソニック株式会社に採用
当社の位置情報システムが、 パナソニック株式会社、くらしアプライアンス社、キッチン空間事業部(以下、「パナソニックLAS 社」)の従業員位置情報管理として採用されましたのでお知らせいたします。
1.当社の位置情報システムの概要
当社は、自社開発したカード型位置情報デバイス「Jcard」を中心とした位置情報ソリューションの提供を行っております。「Jcard」は、厚さ 4mm の携帯性の高いカード型デバイスに、LPWA と GPS の2つのモジュールを搭載し、屋外と屋内の両方の位置情報を一つのデバイスで測位できる製品です。工場や、物流倉庫等での人員の配置や作業の効率化を始め、様々な位置情報活用のニーズに応えております。
2.パナソニックLAS社での位置情報システム採用について
当社は、業務用空調機器及び食品関連機器の製造等を行うパナソニックLAS社の従業員位置情報取得の要件を受け、Jcardの携帯性と機能面から高い評価を受け、2021年11月に同社の従業員位置情報管理ツールとして採用されました。
【Jcard システム評価のポイント】
・Jcard の携帯性:重量 24g、厚さ 4mm の軽量・薄型で携帯性に優れ、作業従事者の作業に影響を与えない。
・Geofence(*1)による従業員の指定場所への入場・退場情報をメール配信する機能が有効。
・Live Location Viewer(*2)可視化サービスによる可視化画面とログ、データ取得する機能が有効。
・装置からクラウド使用の可視化画面までを含めたOne Stop Providerのビジネスモデルが有効。
【事業における DX 効果】
Jcard システム導入前は、立入制限エリアへの入退場を作業員による台帳記入にて管理していたが、導入後は作業員の入退場及び現在位置の遠隔リアルタイム管理が可能となった。また、Geofence による登録管理者宛のメール通知機能により監視端末場所にいない管理者への通知も可能となった。 これらのJcardシステム機能により、作業員の作業効率向上とストレス軽減を実現。管理者は作業員のリアルタイム位置管理を行えることにより安全・安心の確保・確認を可能とした。
(*1) 位置情報を使った仕組みの一つで、仮想的な地理的境界線のこと
(*2) 当社の提供するクラウド環境による可視化画面サービス